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DRM研究会の八木です、

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「なんちゃってSE」とは
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今から20年ほど前のSE次代の話です。
あるタイプのSEのことを思い出しました。
システムを構築する仕事に携わると、
いろいろな問題が発生します。
例えば、システム構築の一環で
ユーザのPCからサーバのファイルを
アクセスできるように設定する作業があります。
この設定作業がうまくいかずに、
ユーザのPCからサーバのファイルにアクセスできるようにならないという問題があります。
担当のSEの人は原因を調べ対処しますが、
なかなかユーザーPCから
サーバーにアクセスできない。
でも埒が明かないとき、周りのSEに相談をします。
そんな時、自分の経験にもとづき、
対処法を強く主張するSEがいます。
このSEが語る対処法で
うまくいくこともありますが、
うまくいかないことも多々あります。
この主張の強いSEは、自分の対処法が
うまくいったときのことを強く覚えてます。
仲間内では技術的リーダーだと自負します。
ですが、
彼はプロジェクトの重要な判断を求められたときは黙ります。
それは、自分の判断が突き詰めると自信がないからです。
SEは問題が生じたとき
現象の因果関係を理解しようとします。
ですが、体系的に知識が理解できていないと
すっきりした問題が生じたことの答えが出せないのです。
そのため、責任ある答えを求められると黙ってしまうのです。
私は、このように仲間内では
技術リーダーと思っているが、
プロジェクトの重要な判断が求められたときには
黙ってしまうSEを「なんちゃってSE」と呼びたいと思います。
ちなみに、「なんちゃってSE」は、
技術的調査があまく、ミスを簡単に犯してしまう
ようなSEに使うことの方が多いと思いますが、
ここでは体系的に知識が整理されていない
SEの事だとしておきます。
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「なんちゃってSE」にならないためには
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「なんちゃってSE」は、
よく言えば現場で体験した経験を大事にする
現場第一主義のSEといえると思います。
これ自体は、非常に良いことだと思います。
現場の生きた知識は非常に貴重なものです。
ですが、現場主義だけだと知識が断片化され、
非常に詳しく知っている部分と
全く知らない部分があり、
知識のバランスが悪くなります。
この状態では物
事の因果関係を正確に把握できません。
このSEも知識を体系的に学習し理解することを
すればよかったと考えます。
そうすれば「なんちゃってSE」になることなく、
自分に自信が持て重要な発言もできるようになったのではないかと考えます。
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体系的に学ぶと…
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最近は私もSEOについて聞かれることが
多くなりました。
今までは、ネットの情報や書籍等で自分なりに
SEOの情報を収集し、SEO対策の進め方を勉強してきました。
でも、自分の考えが本当に正しいのか
自信が持てない部分がありました。
理解できたつもりでも解釈を間違えている
可能性を否定できないからです。
確固たる知識にしたいと考え
SEOを体系的に学べるオンライン学習サイトで
学習を始めました。
すると、今まで自分が理解してきたことの
正しさを確認できうれしくなったり、
なんとなく、あいまいだったところがはっきりしたり、
今まで知らなかったことも新たに知ることができたり、SEOに関する断片化された知識が一本筋の通った形で理解できていること
を実感しています。
コストは掛けましたが学んでよかったと思います。
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体系的に学ぶことは素晴らしい
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このお話はSEの例ですが、
体系的に学ぶことの意味
は他の知識を吸収する場合も同じと考えます。
あなたも、ビジネスで重要な事柄の知識が
断片的になっていると感じたなら、
体系的に学ぶことをお勧めします。
きっと、自分の考えていることが、
1本筋の通ったものとなり、
より深い理解につながると考えます。
そして、ビジネスで本当に使える知識になると思います。
読んでくれてありがとう。 また近いうちにお会いしましょう!

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